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私たちの
作っているモノ

住鉱エナジーマテリアル(SEM)では、
電気自動車などのリチウムイオン電池の正極材を製造しています。
ここでは「電気自動車ってなぜ増えているの?」
「リチウムイオン電池ってなに?」などSEMの仕事にまつわる疑問にお答えしていきます。

「電気自動車ってなぜ増えているの?」地球にやさしい
電気自動車

電力でモーターを動かして走る電気自動車。ガソリン車と違い走行中に排気ガスを排出しないので、大気汚染や地球温暖化の原因となる大気汚染物質や二酸化炭素を出さず、地球にやさしい車として近年需要が拡大しています。2020年、世界の電気自動車の市場規模は220万台でしたが、2030年の予測ではなんと約19倍の4,200万台! 電気自動車のさらなる需要拡大が期待されますね。

「リチウムイオン電池ってなに?」電気自動車に
不可欠な電池

車載用リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、化学的な反応を利用してくりかえし直流の電力を貯めたり、供給したりする電気デバイスです。この電力で電気自動車のモーターを動かします。このリチウムイオン電池の正極材料である「ニッケル酸リチウム」をSEMでは製造しています。このニッケル酸リチウムを使用した、リチウムイオン電池は米国電気自動車の車載用リチウムイオン電池に採用されました。リチウムイオン電池正極材料は、これから高い成長が期待される製品なのです。

「ココがすごい!」ニッケル酸リチウムを使うと
電池の
性能がアップする

リチウムイオン電池は主に正極材、負極材、セパレータ、電解液で構成されます。リチウムイオンが、正極と負極の間を行き来することで電力が作られる仕組みです。なかでも、重要な部材は正極材!正極材に何の材料を使うかで、電池の性能が大きく左右されるのです。 正極材はこれまで、コバルト酸リチウムやマンガン酸リチウムを使用していました。材料の中で「ニッケル酸リチウム」は蓄電量を大きく向上させられるとして注目されていましたが、取扱いが難しく限られた用途にしか使用されていませんでした。そのハードルをのりこえて、開発・量産を初めて実現したのが私たちSMMグループだったのです。この挑戦により、蓄電量を飛躍的に向上させることができる正極材料が生まれました。

  • リチウムイオン電池の仕組み

  • 各正極材料の容量密度