コミュニケーション
を密にすることで
機械の故障を
未然に防ぐ
生産課工務グループ2016年入社/福島県いわき市出身


現在の仕事の内容を教えてください。
生産課工務グループで機械の設置、メンテナンスを行っています。
主な内容は、工場内にある生産ラインの中でも、配管・バルブ関係中心に定期的な保守・点検、故障した場合の緊急対応といったところです。
故障は突発に起こることが多いのですが、まずは解体して、粉漏れがないか、つまっていないかをチェックした後、該当部分の清掃や故障部品の交換で対処します。
それでも直らない場合は、機械メーカーに連絡をして、部品の緊急発注、修理を依頼します。でも故障のたびにメーカーに発注しているようでは時間がかかってしまいますので、部品は可能な範囲でストックするようにしています。

仕事でとくに気を付けていることは何ですか。
機械が止まってしまうということは工場全体がストップしてしまうわけですから、できるだけその時間を短くする必要があります。
そのためには、故障が起きてから対処するだけではなく、定期的に周期を定め点検・保守を行うTBM(Time Based Maintenance)によって、故障を未然に防ぐことを意識しています。日ごろから製造グループと機械の調子について話を聞くことはもちろん、同じ工程を持つ親会社工場の工務グループやメーカーの担当部門と情報交換をするようにしています。
コミュニケーションを密にすることで、いかに周りから情報を吸い上げて、未然に防ぐことができるか。機械メンテナンスの重要さは一見表に出てきませんが、長い目で見るとラインの稼働率や生産数量の向上など、数字になって表れてきますので、そこがやりがいになっています。

後輩の皆さんへメッセージをお願いします。
私は、住友金属鉱山グループという大きな組織に魅力を感じて入社しました。
実際、品質へのこだわりであったり、コミュニケーション(報・連・相)の徹底などしっかりしていて意識の高さに刺激を受けました。
こうした大きな組織の一翼を担うことで自分の存在価値を高めてください。